4 3月
安全な巻き道があれば無理して岩地を越える必要はありせんが、どうしても岩地を越さなければ通過出来ない事もあります。
そんなためにも基本的な岩場登攀の方法を覚えておいても損はないと思います。
岩場といってもハーネスやビレーなど装備を使用しなければ登れない程の岩壁ではありません。
せいぜい3~5mの岩です。
しかし3mの岩だって滑落、転落すれば一大事になることもあります。
岩場を登るにはバランスが大切で、また安全性の面から三点支持が鉄則になってきてます。
岩場はスリルに富み楽しみの多い反面、登山道の中では最も危険度が高い場所になります。
それだけに岩場を通過する時は、より安全に、より正確な登攀を心がけねばならない。
正しい基礎技術を習得するには身体でおぼえる以外に上達法はありません。
ひとくちに岩場を登るといっても、その岩壁の形状により、手や足を置くホールドのとり方に違いがあったりします。
第一に足裏の感触ですが、岩登りは足で登るものです。
それだけに足場にする岩肌のフリクションの感触を充分つかんでおかなくては上手に登ることはできません。
そこで試験的に手近な岩角に立ってみて下さい。
靴底が半分以上岩にかかっていれば不安を感じませんが、つま先だけだと滑りそうに感じます。
しかし実際にやってみると案外滑らないものです。
この時岩角に立つ姿勢は、上半身を起こし脚を伸ばして、鉛直に立つようにします。
膝を曲げてしがみつくような姿勢では、フリクションを活用できず滑りやすくなっています。
また小さな岩角に立つ時はつま先の内側、親指の付け根で立つくらいで安定します。
そして一度置いた足場は、スリップの防止のため次の動作まで動かさないことです。